仁科記念財団の出版物
仁科記念講演会は本財団の重要な活動のひとつですが、講演会に出席できなかった人のために講演記録をぜひ出版する必要があるというのが初代理事長であった故渋沢敬三氏の強い希望でした。また2代目の理事長であった故朝永振一郎博士は、これは財団が社会に対して開いている重要な窓であるから、財団として大いに力を入れるべきであるというのが持論でした。このため講演会の記録は出来るだけ保存し、講演会記録(NKZ)として出版するよう努力しております。また財団の広報誌「財団案内」を出版するとともに、仁科博士、朝永博士をめぐる科学史資料の収集調査を行っています。