「原子力と私」「原子爆弾の完成」
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「原子力と私」 仁科芳雄博士著 学風新書1945年8月の広島長崎原爆被害調査から1951年に急逝されるまでに雑誌等に発表された一般市民向けの解説集
目次:「原子力について」「原子爆弾」「原子力の管理」「原子力問題」「日本における原子力研究の条件」「原子弾と肥料」「原子力と平和」「原子力問題の新段階」「原子力・今後の課題」「ラジオアイソトープが輸入されるまで」「ボーア」「湯川理論の発展」「日本再建と科学」「科学活動と経済活動」「国際平和の基礎」「政治の科学性」「組織の力」「発明と研究」「わが科学者のつとめ」「われらはいかに前進すべきか」「二十世紀前半における物理学の歩みとその後半の夢」「国際学術会議への旅」「外から見た日本」「私は何を読んだか」
「原子爆弾の完成」─スマイス報告─ 仁科芳雄 監修 杉本朝雄・田島英三・川崎榮一 譯 岩波書店(1951) (序文のみ)
原子爆弾が投下された翌年の1946年に、”Atomic Energy for Military Purposes” by H.D. Smyth が発表されました。このスマイス博士は仁科博士の友人で、この本は、その邦訳です。pdfは仁科博士の序文のみですが、原文を閲読されたい方はここをクリックしてください。この論文だけでなく、アメリカの原爆開発が詳しく公開されています。