目次
1.仁科芳雄デジタル記念館へようこそ
2.旧「仁科記念室」
3.仁科芳雄博士略歴
4.仁科芳雄博士の偉業
5.著作と書簡
旧「仁科記念室」
仁科芳雄博士は、(財) 理化学研究所・仁科研究室・主任研究員 (1931年就任)、(財) 理化学研究所・第4代所長 (1946年)、(株) 科学研究所・初代社長 (1948年) を歴任されましたが、その間、執務室として現在の日本アイソトープ協会の敷地の一角にある旧理研37号館 (上は玄関側からの写真)の一室を使用されていました。仁科記念財団は、このお部屋を「仁科記念室」として、博士が急逝された1951年1月10日のままに保存してきましたが、残念ながら老朽化のために建物自体が解体されることになってしまいました。
室内には、自筆の書簡や書籍など、わが国の科学技術の発展において仁科博士が果たした役割を再認識するための数多くの資料とともに、博士の往時を偲ぶ愛用の什器も保存されていましたので、これらを日本の物理遺産として後世に遺すために博士の古巣の理化学研究所・和光事業所に寄附しました。
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で「理研に寄附した物品の画像」をご覧いただけます。
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執務をする仁科博士
(左) 仁科記念室の入口 右の表札に [仁科記念文庫] とある。
(右) 仁科記念室で説明を受ける博士の郷里の里庄中学生たち
生徒たちの背後のキャビネットは「仁科記念文庫」:蔵書リストはこちら。
画像をクリックすると、(株)トプコン が制作した記念室内部の3D映像をご覧いただけます。
旧理化学研究所の航空写真(朝日新聞社撮影)
仁科研究室は ➂:3号館 ㉓:23号館 ㊲:37号館(仁科記念室)にあった。現在の航空写真:(株) 科研製薬(初代社長は仁科博士)の グリーンコートになっている。
右上隅が日本アイソトープ協会(山口栄一京都大学教授提供)
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1.仁科芳雄デジタル記念館へようこそ
2.旧「仁科記念室」
3.仁科芳雄博士略歴
4.仁科芳雄博士の偉業
5.著作と書簡